感圧センサー(Interlink FSR402)使い方【Arduino超入門】
- 2019.04.22
- Arduino超入門
今回は秋月電商で購入したInterlink社製FSR402という感圧センサーを使ってみたいと思います。押した力(重さ)を電圧に変換してArduinoのアナログピンに入れてみたいと思います。
なお形状の違いによりFSR以降の型番に何品種かありますが、基本構造は同一のためFSR400,FSR406,FSR408でも同様に使うことができます。
接続方法
今回はブレッドボードを用いて以下の配線図の通りに配線します。
実際の配線例はこんな感じです。
Arduino 5V → FSR 片方のピン(極性はありません)
FSR もう片方のピン → Arduino A0 & R1
R1→Arduino GND
これでハードウェア側の準備は完了です。
動作プログラム
続いて動作させるプログラムを作っていきましょう。
まずは前回と同じサンプルプログラムで感圧センサーを動作させてみましょう。
ファイル→スケッチ例→01.Basics→AnalogReadSerialを選択します。
ArduinoをUSBでPCと接続し、左上の矢印をクリックし、本プログラムをArduino本体へ書き込みます。
ボードへの書き込みが完了したら、ツール→シリアルモニタを開いてみましょう。
押し圧に応じて0-1023の範囲で値が変化すれば成功です。
これだけでも超簡易的な重量計的な使い方ができると思います。
感圧センサーFSR402を用いてLEDを点灯させてみる
これだけだと面白くないので、ある値(しきい値と呼びます)を超えたらLEDを点灯するような機能を持たせようと思います。
先ほどの回路のD1-GND間にLEDを追加しました。
LEDには極性があるので注意してください。(ピンの長い方がD13、短い方がGNDに接続します。)
ブレッドボード上の配線は以下の通りです。
先ほどのAnalogReadSerialプログラムを以下の通りに変更します。
このプログラムをArduino本体に書き込むと、押し圧に応じて点灯したり、消灯したりします。
まとめ
今回は感圧センサー(FSR402)の動作をAnalogReadSerialプログラムを使って検証し、LEDのスイッチとしても動作させてみました。
今回はしきい値を設定し、LEDのON,OFFの切り替えのみでしたが、同様にLEDの明るさ(輝度)を調整したり、RGBの3色LEDを使用することで押し圧に応じて色を変化させたりと、応用の幅は広いです。
またLEDの替わりにモーターなんかを設置しても面白いです。
簡易的な重量計としても使えるかもしれませんね。
後日、モーターを用いた動作や、LEDの輝度調整やRGB LEDを使用した記事も書こうと思います。
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